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いのはらくん…!
2010/05/16(Sun) 23:27:12
たたた誕生日のことすっかり忘れてた、とか…言わない! ほんといのっちかわゆい。 PR
もうすぐチョコレートディスコ
2010/01/21(Thu) 23:39:48
いつのまにか1月も半分以上終わってるし…
選ぶ前に飛べ!
2009/11/23(Mon) 01:20:06
選ぶ前に飛べ(天使のお仕事) 結局、今日の昼飯はコンビニで買ったパンを持って、適当な雲の上で食べることになった。今日は天気も良くて気持ちがいい。雲の上に来ればいつだって天気は良いのだけれど、下も天気がいいほうがやっぱり気分が良い。雨雲は座るとき湿ってるし。
いたいのいたいの、
2009/11/22(Sun) 22:40:27
「……なんかもう」
岡田が言う。 「たぶんこれから、もっと健くんにも迷惑ばっかかけるし」 健はキャベツを茹でながら聞いていた。キャベツが安かったので、それをたくさん入れたスープを作っている。 岡田の言葉に耳を傾けてはいるが、目の前の鍋のことがあたまの8割を占めていた。もったいないからちょっと芯っぽいところも、ほんとうなら捨てたほうがいいのかなと思いながら、切って鍋に入れた。 芯のとこは、堅いから、おれが気合いを入れて茹でなきゃだめなんだ。ほかのとこよりも、もっとずっと、甘く甘くなるように。 「だから健くんは、イヤだと思うたら、出ていってもええんよ」 俺が始めたことだから、と、岡田は続ける。 真面目すぎる、と健は思う。 おれにも半分背負わせてくれればいいのに。おれだって、こうしてキャベツを煮る以外にも、たぶんもっとずっと、役に立てるのに、と。 「岡田、いま、つらい?」 「……うーん、まあ。ちょっと」 健は鍋にふたをして菜箸を置くと、岡田のいるダイニングの方に向いて、 「いたいのいたいの、とんでけ」 と呟いた。 「何?」 「おまじないです」健は小さい声で笑う。「効くと思う」 「……飛んでった」 岡田はもそもそと呟いた。 「じゃあこれから毎日かけてあげよう」 健がそう言って鍋に向き直したあと、岡田はテーブルに突っ伏して、どこを間違ったのかなあと考えた。 こういうことを考えるところがもしかしたら、間違っているのかもしれないなあとぼんやり思う。 ----- 意味わからんくてすいません… 4年前のやつの書き直し だけどぜんぜん違う ような
窓のした
2009/10/20(Tue) 23:52:41
「おーい。健」 健の部屋の、窓の下から声をかける。わりとおっきめの声で呼んだんだけど、健は窓から顔を出さなかった。 「いねぇのか」 今度はほぼ独り言。 いつもひっついてくるくせに、大事なときにはいねぇんだよなあ、と、思ってから、今はそんなに大事なときじゃないことに気づいた。 コンビニで立ち読みしていた。そこで同級生にばったり会って、なんと子連れだった。 驚くようなことじゃあない。俺はいま30歳、もうすぐ31になる。 同窓会あるらしいよ、と教えられ、行くかどうか一瞬悩んで、そいつには言わなかったけど頭の中ではもう行かないことにした。とりあえずまたなと言って別れた。 そうしたら急に健に会いたいと思った。コンビニを出て、家と反対に向かって歩いた。 月が明るい。夜なのに夕方みたいだ。 ほとんど切れかけてチカチカしている街頭の下に、たくさんの蛾が集まっていて、俺はボンヤリそれを見上げていた。遅ればせながら健の窓が開いたりしないかなあと思いながら。 住宅街は静かで、どこかの家からカレーのにおいがする。 「なにしてんの」 声がした。カレーのにおいのする側で、俺の背中側だった。振り返ったら、健が首を傾げて立っていた。 手にコンビニの袋をぶらさげていた。なんだ、入れ違いか。 俺が 「もう用事済んだわ」 と言うと、なんだそれ!といって健は笑った。健の笑うのを見ていたらなんだかどうでも良くなって、今、本当に用が済んだなと思った。 ---------- デレ森田の予定だったけどなんかもうぜんぜん森田じゃなくてすいません。別人で。 勢いアップですいません |